職務経歴書の提出を求める法人・事業所は稀ですが、職務経歴書は自分が培ってきた経験をアピールする武器になりますので、 求められていなくても積極的に提出するのがおすすめです。採用担当者に興味を持ってもらう為には、読みやすく仕上げましょう。
まず知っておきたい大事なポイント!「職務経歴書」と「履歴書」の違い
あまり馴染みがないと、一見同じ内容を記入するようにも思える「履歴書」と「職務経歴書」。 その違いは伝える内容にありました。
履歴書で伝える内容
まず、履歴書は身分証明用に必要なものです。 履歴書には氏名や住所といった基本的なプロフィールのほか、今まで所属した法人の入社・退社など、事実のみを記入をするものです。
職務経歴書で伝える内容
一方、職務経歴書は、履歴書よりもこれまでの職歴を詳細に書くものです。 履歴書の項目だけでは足りない情報・あなたの携わってきた業務、アピールポイントを詳細に記入します。 スキルや経験、実績、仕事に対する姿勢など、可能な限り詳しく記載して、人事担当にアピールしましょう!
職務経歴書の記入例
職務経歴書の書き方の例を以下に記載しますので、参考にしてみてくださいね!
1枚目
2枚目
ここで差がつく!職務経歴書のポイント
- ①PCで作成、サイズはA4で
- 手書きでも大丈夫ですが、見易さの観点からPCで作成しましょう。
A4用紙で1~2ページにまとめるのが丁度いいボリュームです。
※一般的には、履歴書は手書きで、職務経歴書はPCで作成します。 - ②長文の文章より、箇条書き
- 手書きでも大丈夫ですが、見易さの観点からPCで作成しましょう。
魅力を端的に伝えるため、可能な限り箇条書きにしましょう。
時系列を整理し、“上から下”という縦方向での情報の流れを作ることもお忘れなく。 - ③職務経歴は略さず、端的に
- 施設名・法人名は略さず、正式名称を記入します。
職務内容にはその業務を行なっていた期間、業務の詳細を記入します。 - ④自己PRは些細なことでも堂々と
- 特に責任者や主任を経験していなくても自信を持って書きましょう。
5~7行くらいでコンパクトにまとめると採用担当者の印象にも残りやすくなります。 次の章で詳しく説明します。 - ⑤自分なりの工夫を盛り込む
- テンプレートそのままの職務経歴書ではなく、応募する施設・法人に合わせて、言葉や表現などを選び、
工夫することを忘れずに。個性を見せるツールであると認識しましょう。
自己PR・自己アピールの書き方
介護のお仕事研究所の「【転職ノウハウ】介護職の履歴書(自己PR・自己アピール)の書き方」の記事からピックアップして紹介させていただきます。
ポイント1:中身のない文章にせず、しっかり自分の想いをこめる
中身がない文章、自分の頭で考えていない流用したような文章はNGです。
採用担当者が望んでいる自分の長所をアピールする
サッカーの日本代表の選考時に、いくら野球がうまいことをアピールしても意味がないように、その事業所が望む長所をアピールすることが大切です。
仕事を成し遂げる姿勢を書く
離職率の高い介護の現場では、この姿勢がよく見られています。介護の仕事に対するきちんとした姿勢を見せることが大切です。