介護の知識

デイサービスとは?メリット・デメリットやデイケアとのちがい

高齢化社会が進む日本において、介護が必要な高齢者の数も増えています。なかには、付きっきりで介護をしなくてはいけない世帯もあります。とはいえ、仕事やプライベートな用事などの理由から、ご家族が常に介護できる状況ではない家庭も多いはず。
そこで、役立つのが「デイサービス」です。
デイサービスではプロの介護スタッフが生活のお世話をしてくれるため、安心して高齢者を預けることができます。また、デイサービスは夜勤がありません。規則的なリズムで働くことができるため、人気の高い求人でもあります。
この記事では、デイサービスの定義や1日の流れ、利用者さんや介護スタッフにとってのメリット・デメリット、デイケアとのちがいをご紹介します。

デイサービスとは

デイサービスは、利用者さんの自宅から施設までの送迎を行い、食事や入浴などの日常生活上の支援や機能訓練、レクリエーションなどを提供しています。
デイサービスは通所介護ともいいます。
デイサービスを利用することで、介護者であるご家族は日中自由な時間を得ることができます。ご家族にとっては介護のストレス軽減になり、利用者さんはデイサービスを楽しむことでリフレッシュできます。
また、デイサービスは日帰りのサービスですが、介護保険で宿泊ができる高齢者施設が不足していることを背景に、お泊りデイサービス(介護保険適用外の宿泊サービス)を提供する事業所も増えています。お泊りデイサービスは、日中に介護保険のデイサービスを利用し、夜間そのままその施設に泊まれるサービスです。

デイサービスの1日の流れ

デイサービスの1日の流れはどのようなものでしょうか。スタッフの1日をみてみましょう。

<介護スタッフの場合>
08:00 送迎
09:00 利用者来所、バイタルチェック、朝の会
10:00 入浴
12:00 昼食
13:00 口腔ケア、お茶休憩
14:00 レクリエーション
15:00 おやつ、体操、記録
16:00 送迎
17:00 清掃、洗濯
18:00 ミーティング

デイサービスの仕事内容については 「デイサービスの仕事内容を解説!やりがいと求められるスキルとは?」を参照ください。

デイサービスのメリット・デメリット

デイサービスを利用する方にとってのメリット・デメリットをご紹介します。

メリット

  • 心身の健康維持や向上
  • デイサービスに通うことによって、生活機能訓練や体操、口腔ケアなど健康の維持や向上に役立つサービスを受けられます。また、友人や話し相手ができて楽しい時間を過ごすことができます。そのような時間が、楽しみや生きがいにつながることもあります。外出の機会も増え、自宅にこもらない生活は精神衛生上も良い影響があります。心身ともに健康的に過ごすことができます。

  • ご家族の負担が減る
  • 高齢者が日中デイサービスを利用することによって、ご家族はその間「介護」から離れることができます。デイサービス利用中は安心して自由に過ごすことができ、介護負担の軽減につながります。

  • 定期的に入浴でき、清潔を保てる
  • デイサービスを「入浴」目的で利用する方は多くいます。それほど、ひとりで入浴することに不安や危険を感じている高齢者やご家族がいるということです。入浴が不安になると、入浴の頻度を減らしてしまうため、不衛生な身体になってしまいがちに。それが原因で、病気にかかってしまう場合もあります。
    デイサービスでは、安全な浴室で経験豊富な介護スタッフが入浴させてくれるため、安心して定期的に入浴ができます。

    デメリット

  • ストレスになることがある
  • 施設の環境や雰囲気、人間関係で合わない場合は、ストレスを感じてしまうこともあります。本人の意思ではなく、ご家族の意思で通わされている場合もストレスと感じます。さまざまなデイサービスがありますので、本人に合ったデイサービスを見つけることが大切です。

    介護職員向けデイサービスで働くことのメリット・デメリット

    次に、介護職員向けのデイサービスで働くメリット・デメリットをご紹介します。

    メリット

  • 勤務時間が規則的で夜勤がない
  • デイサービスは日中のサービスのため、夜勤がありません。土日や祝日が休みの施設も多く、早番、日勤、遅番、夜勤がある24時間365日体制の入所型の施設よりも規則的で働きやすいといえます。

  • ご家族への支援もできる
  • デイサービスの目的は、高齢者の生活のお世話だけでなく、そのご家族の介護負担を減らすことにあります。デイサービスを利用してもらえるだけでご家族の支えになりますし、ご家族から介護について相談をされることもあります。仕事を通じて多くの人の役に立っていると実感できることは、介護の仕事を続けるモチベーションにもなります。

    デメリット

  • 給料が安い
  • 夜勤手当がないデイサービスは、入所型の施設と比べて給与が安い傾向にあります。

  • 身体介護のスキルが深められない
  • デイサービスは比較的利用者さんの介護度が低い傾向にあります。そのため、身体介護をする機会が少なく、身体介護のスキルアップには適していないといえます。一方で、自立支援や介護予防のスキルは高められるでしょう。

  • 運転する必要がある
  • デイサービスには送迎があります。運転専門のスタッフがいない施設では、介護スタッフが運転をします。利用者さんの自宅へ行くさまざまなルートを覚えたり、細い道などの運転しづらい道にも対応したりと運転技術が求められます。利用者さんの命を預かっているので、気を引き締めて運転しなければなりません。

    デイサービスとデイケアのちがい

    デイサービスと似た施設に「デイケア」があります。デイサービスとデイケアのちがいについてご紹介します。

    デイケアとは

    デイサービスは食事や入浴といった「生活の身の周りの世話」をしてくれるところです。対して、デイケアはリハビリテーションを目的とし、「身体機能の回復」に重点を置いています。デイサービスにも「機能訓練」が存在していますが、リハビリテーションとはどこが違うのか、以下で説明します。

    リハビリテーションと機能訓練のちがい

    リハビリも機能訓練も、目的は「機能の向上」です。ただ、リハビリと銘打つ場合は、作業療法士や理学療法士、言語聴覚士や看護師といった特定の資格を持つスタッフが指導にあたる必要があります。
    機能訓練の場合は、必ずしも専門のスタッフが必要になるわけではありません。
    このように、デイケアでリハビリテーションを行う場合は、専門資格のある人が訓練を受け持つことになります。さらにデイケアでは、リハビリ専用の部屋があり、リハビリに必要な道具をそろえておく必要があります。

    みんなに人気のデイサービス

    デイサービスではさまざまなレクリエーションに参加したり、友人と楽しくおしゃべりしたりできます。そのため、デイサービスが生きがいのひとつになることも珍しくありません。介護者であるご家族の負担も軽減でき、高齢者も生きがいが持てるため、人気の高い介護保険サービスです。
    在宅介護で介護負担が多いと感じている方や、夜勤ができない方はぜひデイサービスを利用したり、働いたりしてみてはいかがでしょうか。

    参考サイト
    あぶなきの介護「デイサービスの特徴とメリット・デメリット」(2017年8月21日,https://www.a-living.jp/column/68/)
    住まーとナビ「デイサービスとデイケアの違いとは?利用目的に応じて決めよう!」(2017年8月21日,http://sumartnavi.com/day-service-to-day-care-no-chigai/)

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